毎日使うランドセル。急に壊れてしまったら大変ですよね。万が一壊れてしまったら、修理？買い替え？メンテナンスは？保証は？壊れてしまった場合の対応方法と壊れやすい部分、丈夫なランドセル選びについて紹介します。

ランドセルが壊れた…。

ランドセルは毎日使う物なので少なからず壊れてしまう事も。

比較的壊れやすい部分は？

ランドセルは様々な部位によって構成されていますが、元気な小学生のお子様が使用していて比較的壊れやすいパーツについてご説明します。

肩ベルトや背カン

肩ひもの付け根背カンや、肩のベルトがちぎれてしまうことがあります。
重さや、子供たちの動きに耐え消えずちぎれてしまう事が多いようです。

錠前

中身を入れすぎた状態で無理に閉めたり、必要以上に金具を止め外しして遊んだり
することにより壊れるケースがあるようです。

カプセの刺繍やステッチのほつれ

刺繍やステッチなどの縫い目がほつれてしまう事があります。
購入時に耐久性などをチェックすると良いかもしれません。

壊れてしまった時の対処法

〈保証書の確認〉

最近では6年前後の保証がついていることが一般的です。
基本的に通常の破損や不具合であれば無償で修理してくれるメーカーがほとんどです。

故意ないたずら等は保証の対象外になることもあるので1度確認してみると良いかもしれません。購入の際に、保証の内容も参考にすると良いですね。

〈保証書を無くした場合〉

保証書が無くても承ってくれるメーカーもあります。購入した店舗に問い合わせてみて下さい。また、修理業者に頼んで直してもらう方法もあります。

〈修理期間は？〉

お直しの期間は早くて即日、遅くても1か月程度で仕上げてくれます。
修理の期間、代わりのランドセルを貸してくれるメーカーが一般的です。

〈ランドセルを修理に出す目安〉

• 金具がはずれてしまった場合
• 革紐が切れかけている、また切れた状態
• 保護されている皮がはがれた状態
• 穴が開いてしまった状態

少しの汚れや、色落ちは使っていくうえで仕方ない事ですが、上記以外にもお子様が不具合を感じた際には対応し、負担なくランドセルを使用できることが望ましいですね。

長持ちさせるための工夫Q＆A

破損したら修理に出しますが、なるべく綺麗に保てる事は良いことですよね。
お家で出来るランドセルのお手入れ方法をご紹介します。

Qランドセルの裏側が濡れてしまったらどうしたらいいの？

A水分をそのままにするのは、カビや痛みの原因になります。
ドライヤーなどの弱風機能を使用して乾かしましょう。
ヒーターなど高温の熱を当てると、皮自体を痛めてしまう事になるのでなるべく避けましょう。

Q文房具の汚れが付いてしまったらどうすればいいの？

A水性のものは、優しく水で拭き取ります。
また、染み抜き用のベンジンも便利です。濃度によっては皮を痛めてしまう可能性もあるので、目立たないところで試してみて下さい。

Q漂白剤は使用してもいいの？

A漂白剤は使用しないことがマストです。漂白剤は、表面の加工を傷つけてしまうばかりか、皮の内部までダメージを与えてしまいます。

少々の汚れは成長の証！ですが、できる対策をするに越したことはないですよね。
汚れを丁寧にケアしてランドセルを大切にしてあげましょう。

丈夫なランドセルを選びましょう

機能試験実施メーカーを選ぶ

6年間安心して使うためにも、丈夫で壊れにくいランドセルを選びましょう。
製法にこだわっていることに加えて、機能試験をしっかり行っているメーカーを選ぶことも重要です。

セイバンが実施した機能試験

こちらの試験のように、耐久性や強度、また人体に有害な金属の制限など様々な試験を実施し、品質安全性共にこだわりぬいたランドセルは安心ですよね。

素材選びで長持ち

耐久性、はっ水性にすぐれた、お子様の卒業まで愛用できる丈夫な皮を選ぶこともランドセルを選ぶ基準になります。

こちらのような、皮自体に吸水性や耐久性が備わったものをえらぶことでよりランドセルの機能が上がり、破損防止になります。

「 まとめ 」

どれだけ気を付けていても、やはりランドセルは壊れてしまう事もあります。
「ランドセルを大切にしすぎて自由に動き回れない」なんて事は小学生のお子様にとっては酷ですよね。壊れても安心の保証があるメーカーなら安心です。
しかし、どうせなら6年間使い続けることが理想です。製法にこだわり、機能試験もしっかり行っているメーカーを選ぶ事が大切です。デザインだけでなく、皮の質等も考慮できると尚良いですね！
ポイントを押さえて、お子様がのびのびと登下校できるランドセルを選びましょう。