ランドセルの安全機能にはどんなものがある？特徴と、取り扱っているメーカーは？

最近ではデザインも豊富で、おしゃれグッズとなりつつあるランドセル。お子さまには、おしゃれで楽しい学校生活を送ってほしいと思う半面、何より心配なのは安全面ですよね。そこで今回は、様々なランドセルの安全機能を人気メーカーの比較と共にご紹介します！

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反射材

「子どもが夜にランドセルを背負って歩くことはないから…」と軽視されがちな反射材。しかし冬の時期には、下校の時間は思いのほか暗く、またその時間帯は車が増えるため、実は反射材は必要不可欠な存在なのです。
人気3大メーカーには以下のような反射材が導入されています。

肩ベルトやカブセなどに、車や自転車のライトが当たると反射する反射材を導入しています。前後左右に配置し、反射材の面積も大きいため、どこから光が当たっても輝き、100m手前から視認できるほどに鮮明です。

明るい日中はおしゃれに見える白いラインが、夜には車のライトでピカッと光る「安ピカッ」が導入されています。360度どこからでも確認できるため、暗い夜間でもお子さまの存在をアピールできます。

横ベルトに、車のヘッドライトが当たると光る反射ラインが引いてあります。また、ふたと肩ベルトに暗い道でも安心な反射鋲が施されています。

ランドセルの両側に体操袋などをぶら下げているお子さまをよく見ますよね。しかし、実はランドセルに荷物を下げると、巻き込まれ事故に遭う危険性が高くなり非常に危険なのです。そのため、人気メーカーのランドセルには安全フックに様々な工夫を施しています。

セイバンのランドセルには引きずられ事故や転倒を予防するため、セパレート式安全フック（ナスカン）を12kg以上の強い力で引っ張ると、自動的に外れる安全機能がついています。押し込むと元通りになるため、外れた後でも通常使用することができます。

フィットちゃんのランドセルでは、安全フックに20㎏以上の負荷がかかると外れるようになっています。また、フックはランドセルの両側にとりつけてあり、左右均等にひっかけて使うことでバランスを崩さない配慮がなされています。

ララちゃんランドセルでは、エレベーターなどに巻き込まれてしまった時を想定して、30～50㎏の力が加われば壊れて外れるようになっています。また6年間何度でも無料で交換することができるため、万が一外れた時でも買い直す必要はありません。

自動ロック機能とは、カブセを閉めた時にロックが自動的にかかって、ふたが開かないようにする機能です。カブセを閉め忘れているのにうっかりお辞儀をしてしまい、中身が飛び出す、という子どもにありがちな失敗が予防できます。

セイバンではカチッと金具を押すだけの簡単なワンタッチオートロックを導入しています。また、解錠時は左右どちらにでも回せるため、低学年でも楽に施錠、解錠することができます。

フィットちゃんランドセルは、カブセを閉めると自動的にひねりがクルッと回って閉まります。また、鍵の位置を調整することで、従来では平らなところで倒れやすかったランドセルの重心の問題を解決しています。

ララちゃんランドセルでも、オートロック機能は搭載しています。バネの力でつまみが回り、軽く押すだけで閉まるため、小さなお子様でも簡単にロックすることができます。

いかがだったでしょうか。ランドセル選びの際には、親として安全面に最大の気を遣ってあげたいですよね。お子さまが安心して使い続けられるランドセルを、安全機能を基準に選んであげるのも一つの手かもしれません。