ランドセルのルーツは江戸時代末期までさかのぼります。幕府が西洋式軍隊制度を取り入れ、将校の携帯物を入れるための物としてオランダから入ってきた背嚢(オランダ呼称:ランセル)を使用したことが始まりです。
この背嚢が通学カバンとして使われ始めたのは、明治18年(1885年)学習院でのことです。この年に学習院では「教育の場での平等」を掲げ、通学に人力車,馬車の使用を禁止しました。このときに通学カバンとして採用されたものが背嚢でした。しかし当時はまだ布製でリュックサックに近い形をしていました。
(画像引用元:http://www.gakushuin.ac.jp/ad/kikaku/history/)
(画像引用元:http://www.kaban.or.jp/gallery.php)
年度 | ランドセルの価格 | 大卒の初任給 (国家公務員) |
ランドセルの価格 (現在の貨幣価値) |
---|---|---|---|
昭和16年(1941年) | 9円80銭 | – | 14,000円 |
昭和30年(1955年) | 2,500円 | 8,700円 | 52,000円 |
昭和40年(1960年) | 3,600円 | 19,610円 | 33,000円 |
昭和45年(1965年) | 6,000円 | 31,510円 | 34,000円 |
昭和50年(1970年) | 10,000円 | 80,500円 | 22,500円 |
昭和60年(1980年) | 23,000円 | 118,800円 | 35,000円 |
平成5年(1993年) | 35,000円 | 179,200円 | – |
平成17年(2005年) | 35,000円 | 179,200円 | – |
平成27年(2015年) | 60,000円 | 181,200円 | – |
ランドセルを購入するお母さんの心配事で、子どもがランドセルが原因で「入学してからいじめられないか心配」という声をよく耳にします。「奇抜な色やデザインは浮いてしまかも」「安すぎてはダメ?」など考え出すとキリがありませんよね…
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