ランドセル選びのポイントの1つとして価格で選ぶという方法があります。
最近は、2万円台のものから10万円を超えるものまで登場し、価格帯が広がっているので、どの価格帯のランドセルを買うか迷われる方が多いと思います。
どうして同じランドセルでもこれ程までに価格の差が生まれるのでしょうか？
また実際にママたちはどの価格帯のランドセルを選んでいるのでしょうか？
ママ友や親戚などにも聞きにくい内容ですが、気になりますよね。
そんな皆さまに今回は、ランドセルの価格の差はどこから生まれるのか、ランドセルの平均購入価格と価格別おすすめシンプルランドセルをご紹介します。

ランドセルの価格の差はどこから生まれるの？

価格の差は以下のような点から生まれます。

素材

素材は基本的に人工皮革と、牛革、コードバンの3種類に分けられます。
素材自体の値段は　コードバン＞牛革＞人工皮革　の順になります。
⇒素材の違いについての詳細はこちら

子どもの体に負担がかからないような機能が搭載されている

様々な機能が施されていると、その分材料費や工程数が増え、費用が余分にかかります。

手作業

職人の手作業にこだわっている商品は、時間や手間がかかるためどうしても割高になってしまうようです。

デザイン

同じ素材でも、ミキハウスやメゾピアノなど有名な子ども服ブランドがデザインしたランドセルとなると値段が高くなります。

型落ちランドセル

ランドセルは年々高額化しているため、ネットなどで販売されている格安の型落ちランドセルは、一見魅力的に感じてしまいます。しかし中には保障がついていないものや、メーカーは絶対に販売しないような10年前の型落ちランドセルなど粗悪品も含まれているので注意が必要です。

では実際に、ママたちはどの価格帯のランドセルを購入されているのでしょうか？

ランドセルの平均購入価格

ランドセルの平均購入価格を調べてみると、天使のはねでお馴染みのセイバンが、2016年に全国のママ100人に実際に購入したランドセルの価格を聞いていました。

https://www.seiban.co.jp/hiroba/detail/51

50,000円～60,000円のランドセルを購入されている方が最も多く、その次に30,000円～40,000円のランドセルを購入されている方が多いようです。また、70,000円～80,000円のランドセルを購入されている方は最も少ないという結果となりました。
テレビやネットで騒がれているほど、高価格のランドセルを購入されている方は少ないようですね。
では、各価格帯別に、最近人気のシンプルなデザインのランドセルを、メーカーの特徴とともにご紹介していきます。

価格別おすすめシンプルランドセル

20,000～30,000円

ニトリ

ニトリとTEIJINが共同開発したキズに強く丈夫な生地が使用されているのが特徴のベーシックなランドセル。学習机などと一緒に入学グッズを一度にそろえることができるのも魅力的ですね。
・ニトリわんぱく組／価格(税込)22,000円

http://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%BB%E3%83%AB?ptr=tokusyu#basic

⇒ニトリのランドセルの詳細はこちら

30,000～40,000円

イオン

クラリーノを使用したベーシックなランドセル。24色と豊富なカラーバリエーションなので、珍しいカラーも揃っています。また、プレゼント保証という個人賠償責任危険補償特約付き傷害総合保険も無料でついてきます。
・イオンかるすぽ　24色ランドセル／価格(税込)37,800円

http://www.aeonretail.jp/kidsschool/randoseru/24color/

⇒イオンのランドセルの詳細はこちら

40,000～50,000円

ふわりぃ

ふわりぃは、大容量にも関わらず軽いのが特徴です。軽量な新素材や製法を使用して、常に軽さの追求をされています。通学に時間がかかるお子さまや、体の小さいお子さまにおすすめです。
・ふわりぃ®my friend／価格(税込)46,440 円

http://fuwarii.com/products/detail.php?product_id=9

・ふわりぃ®my friendコンビカラー／価格(税込)48,600 円

http://fuwarii.com/products/detail.php?product_id=14

⇒ふわりぃのランドセルの詳細はこちら

50,000～60,000円

キッズアミ

昔からの学習院型ランドセルだけでなく、ヘリのないフラットキューブ型ランドセルや、横型のランドセルなど様々な形のランドセルが豊富。日本で初めてランドセルでの文部大臣賞を受賞したナース鞄工が製造しているブランドのため、信頼性が高いですよね。
・カジュアルフラットキューブ縦型クラリーノランドセル／価格(税込)57,240 円

http://www.naas.co.jp/shop/products/detail6.html

・ニュースタイルクラリーノランドセル／価格(税込)58,320円

http://www.naas.co.jp/shop/products/detail21.html

60,000～70,000円

セイバン

重い荷物を入れてランドセルを背負った時にも、軽く感じることができるよう「天使のはね」や「3D肩ベルト」など様々な機能を搭載しています。2019年には創業100周年をむかえる業界をリードする老舗メーカーです。
・モデルロイヤル・レジオ　ベーシック／価格(税込)62,640円

https://www.seiban.co.jp/girl/regio/basic/

セイバンオンラインストアで詳細をチェック

・モデルロイヤル・レジオ　ベーシック／価格(税込)62,640円

https://www.seiban.co.jp/boy/regio/basic/

セイバンオンラインストアで詳細をチェック

70,000円以上

土屋鞄製造所

工房系のランドセルメーカーの中で、圧倒的な人気を誇っている土屋鞄ランドセル。熟練の職人が1つ1つ手作りしています。また、工房で実際に手作りしている様子を見学できるサービスも支持されています。1つだけ注意しなければならない点は、A4フラットファイルには対応していないところです。※2016年現在
・牛革 プレミアム／価格(税込)70,000円

http://www.tsuchiya-randoseru.jp/products/detail.php?product_id=125

⇒土屋鞄製造所のランドセルの詳細はこちら

100,000円以上

ミキハウス

有名ブランドでデザイン性が高いだけあって、商品のほとんどが10万円を超える本格派。高級感のある落ち着いたデザインが魅力的です。その他にも、リコーダーケースやランドセルカバーなどのオプション品が豊富な点も子ども服ブランドならではですよね。
・クラリーノタフロック／価格(税込)108,000円

http://www.mikihouse.co.jp/randoseru/8363.html

・牛革（リボン）／価格(税込)129,600円

http://www.mikihouse.co.jp/randoseru/8366.html

まとめ

入学準備の時期には大きな出費が重なるので、価格からランドセルを選んでみてはどうでしょうか？
予算を決めると、選択肢を絞ることもできますし、同じ価格帯のランドセルをメーカーごとに背負い比べしてみると、違いや特徴が分かりやすいですよ。
ぜひ参考にしてみて下さい。