ランドセルは、6年間使うお子さん本人に選ばせてあげたいもの。しかし、ママ目線や祖父母世代の目線も、もちろん大切ですよね。みんなの意見が円満に一致すれば問題ありませんが、意見が異なることだって起こります。そこで、実際の嫁姑間でおこったランドセル選びのトラブル事例を元に、失敗しない相談方法をご紹介致します！

孫に赤いランドセルを無理やり押し付けて後悔

上記トラブル内容まとめ

おばあちゃん世代のランドセル選びで多い、「色にまつわるトラブル」事例です。どうしても赤いベーシックなランドセルを使ってほしいという思いから、ついつい押し付けてしまうことがあります。しかし、子どもさんは、気に入らない色のランドセルを6年間使用していかなせればなりません。そして、小学校を卒業しても苦い思い出として残ってしまうそうです。
このようなトラブルを回避するランドセル選びのステップをご紹介します。

その①お子さんの希望する「色とデザイン」をヒアリング！

子どもがランドセルを選ぶ際、重視することは「色とデザイン」です。機能や素材、ブランドは、お子さん取って重要度は低めです。そのため、ランドセルの色とデザインの好みに絞ってヒアリングしていきます。聞き方は、「好き」もしくは「嫌い」という風に、2択で行うのがおススメです。その中にお母さんのNG色やデザインを決めておきましょう。NG色やデザインは意図的に聞かないようにします。

色の聞き方

1、「○○ちゃん（くん）は○○色好き？」と聞く
2、好きという回答であれば「その色のランドセルが好き？」と聞く
3、嫌いという回答であれば1と同じ要領で別の色を聞く

デザインの聞き方①(デザインがあるものについて)

1、「○○ちゃん（くん）はハート（もしくはプリンセスや花など）が好き？」と聞く
2、好きという回答であれば「ハートマークがあるランドセルが好き？」と聞く
3、「好き」「嫌い」で好きなデザインのパターンをヒアリングしていく

デザインの聞き方②（ベーシックなデザインを希望する場合）

1、ベーシックなデザインのランドセルだけ見せる
2、この中でどれが好き？という風に聞く

子どもは「どんな○○が良い？」と聞かれると、親が想定もしていなかった回答をすることがあります。そのため具体的な例を挙げ、「好き」・「嫌い」の2択で希望を探っていきます。

その②お子さんの好みを聞いた後、祖父母や夫とも話し合う

好き嫌い方式で聞いた希望に基づいて、祖父母や夫と話し合いましょう。お子さんの好みを元に、祖父母間、夫婦間で意見の擦り合わせをしていきます。

もし祖父母の希望と大きなギャップがある場合は？

近年の小学生が背負っているランドセルの事例を見てもらって、話し合いましょう。例えば「通う小学校の多く子がこういうデザインを使っているので、子どもが希望するみんなと同じものを使わせてあげたい」「仲良しの子がこのデザインを購入する予定なので、思い出に希望のデザインのものを使わせてあげたい」という風にします。

購入前にお互いの間でギャップが生まれないようにしておくのがポイント

意見合わせを行い、祖父母や夫婦間で意見の差が開かないようにしておきましょう。意見が一致していないままに購入すると、トラブルが生まれてしまいます。
その後、価格や機能など吟味し、具体的なブランドや、ランドセルのモデルを決めていきます。良いと思うランドセルをいくつかピックアップしましょう。

その③ピックアップしたランドセルをお子さんに選んでもらう

祖父母と夫婦間で話し合い、ピックアップしたランドセルの中から、お子さんに選んでもらいます。この方法であれば、お子さんの好みを元に、祖父母と親の希望も含まれているので、みんなの希望が一致しやすいです。

事前に話し合ってトラブル回避！

ランドセルの好みが多様化し、年代と共にギャップも大きくなってきました。そのため事前に話し合って決めていくのがポイントです。一番大切なのはお子さんの好みを優先させてあげること。次にママ目線で機能や安全性を吟味すること、そして祖父母世代とも話し合っておくことです。小学生になるために大切なランドセル選びの一歩は、みんなで円満に決めてくださいね！